海田勝、蝉丸らに師事。1997年、天児牛大主宰の山海塾に参加。以後同グループ舞踏手として各国で踊る。現在は山海塾の全作品に出演。代表作『金柑少年』ではソロを担当。老若男女一般対象に舞踏ワークショップを多数行う。2006年より加藤みや子ダンススペースの活動に一部参加。　山海塾公式HP　http://sankaijuku.com

名倉加代子氏に師事。ニューヨークに舞踊留学後、ジャンルを問わず数々の舞台に出演。1994年より「THE CONVOY SHOW」に参加。1998年より、内在する自身の世界観を模索する実験的作品シリーズ「TRYOUT」を開始。又、「ハムレット」では、振付を手掛け、その独創的な発想に高い評を得た。昨年、一昨年と横浜トリエンナーレ大野一雄フェスティバルに招聘される。本年6月にはTRYOUT ｢YODAKA−水たまりの中の星−｣を発表。一方ストレートプレイでの主演や、つかこうへい氏演出「幕末純情伝」・｢飛龍伝｣への出演など、活躍の場を広げている。
http://tategatahirokazu.com

1990年結成。様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽しむことを主題としている。美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、倉庫、ビルのエントランスなど、特異な空間での作品上演も多く、海外公演も積極的に行っている。　http://www.strangekinoko.com/

1950年代よりモダンダンサーとして活躍し、1966年から1968年までジュリアード音楽院にフルブライト留学し、またメトロポリタンオペラバレエ、アメリカンバレエセンターで学ぶ。
'70年代は多数の振付作品を創り、ポストモダンダンス運動の最先端を走る。1975年フェスティバル・ドートンヌに招待され「裂記号2」を上演、Three Mention賞を受賞。1982年アメリカン・ダンス・フェスティバル、ザグレブ現代舞踊祭に招聘される。1989年から1993年までスターダンサーズバレエ団の芸術監督に就任、ポストモダニズムのアクセントのついた作品は当時の舞踊界に衝撃を与えた。現在BONJIN DANCE COMPANY主宰。

横浜生まれ。1962年舞踊家の両親（黒沢輝夫、下田栄子）のもとでモダンダンスを習う。1982年から1985年までNYに滞在。当時のNYダウンタウン・ダンスシーンをリードする振付家の作品を踊り、国内外の公演に参加する傍ら、ジャドソン・グループの出来事に出会い、その痕跡を追いかける。帰国後は一人でも「黒沢美香＆ダンサーズ」と名乗り即興に明け暮れる。1999年遅蒔きのソロデビュー『薔薇の人』シリーズ開始。"風間るり子"と"小石川道子"の別名でも踊る。舞踊コンクールで1位を5度受賞の他、新人賞、優秀賞、舞踊批評家協会賞、日本ダンスフォーラム賞など受賞。

加藤みや子ダンススペース主宰。幼少より森嘉子、16歳より藤井公・利子に師事。1978年文化庁芸術家在外研修員（米、仏）より帰国後独立。1982年アメリカン・ダンス・フェスティバル、ジェイコブスピロウダンスフェスティバル等に厚木凡人、大駱駝艦等と招聘され巡回公演を行う。ポストモダンダンスに出逢い体内に沈殿していたダンス言語が開化し、さらに自由に変容していった。また内外の舞踊団公演、ソロ公演と平行し、1989年より他ジャンルのアーティストとのコラボレーション企画や、「ダンス＝人間史」、「HOT HEAD WORKS」を展開中。ニムラ舞踊 賞、江口隆哉賞、舞踊批評家協会賞、他受賞。

2008年アメリカ ホリンズ大学、アメリカン・ダンス・フェスティバル（ADF）で大学院コース修了。2001年から2006年まで中国オリンピック開会式の振付家、シェン・ウエイのダンス・アート、2008年イスラエルのインバル・ピントのダンスカンパニーでダンサーとして活躍後独立。現在フリーのダンサー・振付家。2008年よりADFで講師を務める。